恵比寿の予約困難店「賛否両論」で春の和食ランチを堪能
2023年4月上旬に恵比寿の日本料理店「賛否両論」でのランチを堪能してきました。「賛否両論」はさまざまなメディア等で活躍中の人気料理人・笠原将弘氏がマスターを務めるお店です。予約が取りにくい人気店ですが、幸運にもパン教室で知り合った方のご好意で予約してもらうことができ、初訪問することができました。
「賛否両論」恵比寿店へ
お店は、恵比寿駅と広尾駅の中間に位置し、どちらの駅からも徒歩10分ほど。閑静な住宅街にあり、隠れ家的な雰囲気があります。(初めてだと地図がないと迷ってしまうかも!)
店先で出迎えてくれた店員さんに案内され、一番奥のカウンター席へ座りました。店内は、照明を落としたお洒落で落ち着いた雰囲気。1階はカウンターのみ、2階には個室があるようです。
この日は笠原マスターは出張中ということでお会いできませんでした。残念。
「賛否両論」のランチ(おまかせコース)
ランチは土曜日のみで、7500円のおまかせコースのみが提供されます。別途サービス料10%(2023年4月訪問時)
2023年6月1日(木)より、お料理、コースが新しくなるそうです→ 詳細は賛否両論ホームページ
お料理のおしながきはなく、旬の食材を使用した「おまかせコース」の内容は、提供される直前までのお楽しみ。メニューは半月ごとに変えるそうです。事前に苦手な食材がないかの確認があり、コースがスタート。説明を一回聞いただけなので料理名がちょっとあいまいですが紹介していきます!
まずは生ビールで乾杯。グラスには賛否両論のロゴがはいっています。
ホタルイカのジュレあえと下に隠れているのがアスパラの胡麻豆腐。ホタルイカってこんなに美味しかったっけ?
青のりのカステラ揚げとにんじんのおかき揚げ。親しみやすい味だな〜と思ったら、おかき揚げは衣が柿の種なんだそう。ビールが進みます。おかき揚げ気に入ってしまいました。
たけのこのしんじょとわかめのお椀。ふわふわしんじょとわかめと筍のシャキシャキコラボ。
真鯛と鮪のお造り。写真を撮る前にうっかり手をつけてしまい刺身が減っています。右奥にあるのが筍醤油。これが絶品でお刺身以外にも色々合いそう。作り方を聞いたので家でも作ってみます。
焼き物は桜鱒。ふっくらと焼き上がっています。ふきのとうのカリカリした食感とほろ苦さが良いアクセント。
あさりと地鶏の茶碗蒸しグリンピースのすりながし。あさりと地鶏の出汁の旨みが溢れています。
土鍋の炊き込みご飯。桜エビがこれでもかとたっぷり。
赤だしのお味噌汁と香の物。炊き込みご飯は桜エビが香ばしくて美味しい。残りのご飯はお土産にしてくれました。うれしいサービスです。
デザートメニュー。6種から好きなものを選べるシステム。全種類選んでもOK。本日のデザートは豆乳とチーズのアイスでした。
迷ったあげく全部いただきました。特にとり将プリン美味でした!大満足。
“笠原流格言”『血の掟』も要チェック
お手洗いには笠原マスターの格言集『血の掟』が貼られています。毎年更新されている賛否両論スタッフのバイブルだとか。写真撮っておけばよかった・・・。
- 終電を気にするな!始発がある!
- ずっと少々待っている!!
などお茶目な格言が多い中、”番外編マスター怒る!!”では
- 本当に忙しい人は忙しいって言わない!!
- ひまな奴は余計なことをしたがる!!
- 年下になるほどって言われるとむかつく!!など
ちょっとドキッとするものもありました。お店に訪れた際はぜひお手洗いもチェックしてみてください。
『血の掟』は「賛否両論」店主 笠原将弘のおつまみの流儀 (角川マガジンズ)に10年分収録されているようです。
こちらは笠原さんの最新の書籍 笠原将弘のごちそう帖 おうちでカンタン! プロの味 (日曜日の台所)
旬の食材をふんだんに使ったお料理はどれも美味しく、おもてなしも心地よく、恵比寿という立地なのにリーズナブル。予約が取りにくいのも頷けます。季節が変わるごとにまた訪れたいと思う、素晴らしいお店でした。