吉祥寺散策記
吉祥寺は、住みたい街ランキングで常に上位にランクインする人気の街。カフェやおしゃれな雑貨店がたくさんある街として有名です。今回は、まめ蔵でランチを楽しみ、雑貨店やカフェを巡る散策を楽しみました。
まめ蔵でのランチ-カレーは優しい味わい
まず向かったのは、まめ蔵です。中道通りからちょっと入った場所にあります。11:30に到着したところ、すでに3〜4組待ちの行列ができていました。タイミングが良かったのか、それほど待たず店内に案内されました。
木の温もりを感じる落ち着いた店内には、絵やテラコッタの人形が飾られています。どれもゆるい感じの味わいのある作風で癒されます。オーナーが絵本作家さんなんですね。
注文したのは、スペシャルカレー1300円。ゆで卵、野菜、豆が入ってお肉をチキン、ポーク、ビーフから選べます。私はビーフをチョイス。お皿にもオーナーの絵が。スパイスが程よく効いていて、辛さもマイルドで優しい味わいのカレーでした。
お店を出ると行列が増えていました。人気のお店ですね。
吉祥寺プティット村-まるで絵本のような猫の王国
さて、お腹も満たされたところで、次に向かったのは吉祥寺プティット村。こちらは、絵本の世界を再現したような可愛らしいお店が集まった複合施設です。
村の門をくぐればそこは別世界。
カフェ、雑貨店を抜けて小川の橋を渡った先には奥には猫のお城が!城内はネコカフェになっている模様ですが、今回は入口をチラ見して帰りました。
村に入って左手のカフェ「TEA HOUSE はっぱ」のテラス席で飲んでいる方の赤いキラキラしたドリンクが気になりました。苺のモヒートかな?美味しそうでした。
正直狭いですが、この凝集感が猫の王国に迷い込んだみたいで良いのかもしれないですね。
空想街雑貨店-大人かわいいファンタジー雑貨が満載
空想街雑貨店に立ち寄りました。店内は空想の街をテーマにした水彩画を使った雑貨達が所狭しと並んでいます。
リーフレットをいただきました。
「大人も持ち歩けるファンタジー雑貨」をコンセプトに姉妹で制作運営されているようです。素敵すぎる。
独特の世界観で私の好みの作風です。こんな絵が描けたら楽しいだろうな。
ダンディゾン(Dans Dix ans)は行列。海苔店は休業日
今回の散策で美味しいパンをGETするのがミッションの一つでもあるため、パン屋さんのダンディゾン(Dans Dix ans)に向かいました。15〜20年くらい前に一度訪れたことがあり、懐かしさと時の流れの速さを噛み締めながら住宅街を歩きます。当時パン屋さんらしくない無機質な感じの内装とショーケースに並べられたパンを店の人に取ってもらうスタイルに衝撃を受け戸惑いながら注文したのを覚えています。今となってはすっかり当たり前になりましたが。店に到着。その外観からはパン屋さんがあることは想像がつかないモダンな建物の地下にお店があり、入り口には小さな看板のみです。地上までできている行列を確認し残念ですが今回は時間の都合で購入を見送りました。
次に海苔を買うため「(株)オフィスN&S」に向かいました。「田庄の海苔」は香りと口溶けが良くておいしい海苔ですが、入手がちょっと困難なんですよね。しかし吉祥寺に取扱店があるので寄らない手はありません!お店は雑居ビルの5F。エレベーターに乗り込みボタンを押そうとすると「本日休業日」という張り紙が。残念ながら海苔は購入ならず。
気を取り直して井の頭公園方面に向かいます。
ムレスナティー-お土産にもぴったり!種類豊富な紅茶
井の頭公園入口にあるムレスナティー東京に立ち寄りました。こちらは惜しまれつつ閉店したフレンチレストラン「芙葉亭」の洒落た洋館を継承して2021年にオープン。店内はゴージャスな雰囲気で真っ先に目に入るのが優雅ならせん階段。この階段をあがった2階はティールームになっていてティーフリーやアフタヌーンティーを楽しむことができます。1階は紅茶ショップになってます。フレーバーティーが100種類以上並ぶ店内はさながらミュージアムのよう!ムレスナティーの看板商品『CUBE BOX』はコロンとした紙のキューブ型のボックスに入っていてお土産にぴったり。カラフルで派手豪華なパッケージに独特な商品名とポエム付きなのでもらったらとっても印象に残ること間違いなしです。ムレスナティー、以前池袋のカフェ『ラシーヌ』でいただいた桃の香りの紅茶が美味しかったのを思い出し、お土産用に『白桃アールグレイ』フレーバーの紅茶を購入しました。自分用なのでお得な大容量のリーフ150gです。店内をみているだけでもちょっぴり優雅な気分に浸れるスポットでした。
パティスリーのカフェ-開店時間になってもオープンせず
その後、井の頭公園近くのパティスリーのカフェスペースでひと休みしたかったのですが、開店時間になってもシャッターがしまっていて店がオープンしていませんでした。実はムレスナティーに向かう途中、シャッターが半分空いていて準備作業をしていたのは確認済み。開店時間の張り紙もあり、やっていないわけはない。お店の前でしばらく待ちましたが開店する様子がないので電話をかけたところ、やっと店を開けてくれました。しかしコロナの影響なのかイートインはやっていないとのことでした。残念でしたが、諦めて帰ることにしました。
吉祥寺のお土産に買ったもの
『Boulangerie Bistro EPEE』のパン
通りがかりでお客さんで賑わっているおしゃれなお店を発見。パン屋さんにビストロが併設されたお店でした。パン屋の奥にビストロがあり、パンと一緒にお料理やワインが楽しめるようでした。お土産のパンはここに決定!シックで素敵な店内には小ぶりのおいしそうなパンが綺麗に並んでいます。いくつか購入したのですが名前と値段を忘れてしまいました。
- マスカルポーネの食パン
- あんぱん
- シャンピニオン
- 写真のデニッシュのパン
どのパンも美味しかったのですが、写真のデニッシュパンが1番のお気に入り。マスカルポーネの食パンもしっとりで私好みの食パンでした。
『ムレスナティー』の”白桃アールグレイ”の紅茶
家に帰ってアップルパイと一緒にいただきました。フレーバーティーにしては香りがきつくないので飲みやすかったです。水出しにしてもおいしかった!大容量なのでしばらく楽しめそうですが、なくなったらまた購入したいです。
『グラニースミス』のアップルパイ
- クラシックラムレーズン
- ダッチクランブル
- グラニースミスのアップルパイ
吉祥寺パルコにあるアップルパイの専門店。全国に店舗がありますが吉祥寺はテイクアウトのみ。一番好きだったのは期間限定メニューのグラニースミスのアップルパイでした。ラムレーズンも美味しかった。ダッチクランブルはモラセスの風味とバーボンが隠し味だそう。モラセスってなんだろう?シナモンが少し強かったかな。
『みんみん』の餃子
吉祥寺駅からすぐのハーモニカ横丁の老舗中華店。イートインは長い行列でしたが、おみやげは割とすぐに買えました。皮はもちもち。餡は野菜たっぷりであっさりと食べられます。
まとめ
吉祥寺は、人が多くて疲れることもありましたが、個性的なお店や飲食店がたくさんあり、楽しい一日を過ごすことができました。下調べが不十分だったり、人気店は行列で買えなかったものもあるので、また、時間をかけてゆっくりと散策してみたいと思います。