【レシピあり】ふわふわでリッチな堂島風ロールケーキを作ってみた
ロールケーキブームから早20年。ブームは落ち着いたもののいまだにロールケーキの人気は衰えていません。そんなロールケーキブームの火付け役とも言われているのがモンシェール(当時:モンシュシュ)の堂島ロール。柔らかくてふわっふわの生地にクリームがたっぷり入ったひと巻きのロールケーキの斬新な姿と美味しさに当時衝撃を受けたのを覚えています。
今回はクリームたっぷりのひと巻きの”堂島風ロールケーキ”を作ってみました。
シンプルな材料で短時間で作れますのでぜひ挑戦してみてください。ラウンドパン型(トヨ型)を利用すると簡単に巻くことができたのでそちらもご紹介します。
堂島風ロールケーキのレシピ
堂島風ロールケーキの材料
卵黄とバターを贅沢に使用した香りのよいリッチなスポンジ生地です。生クリームは動物性の47%を使用しました。乳脂肪分が少ないとクリームがだれてまうので、42%以上推奨。香りづけの洋酒はお好みのものを。お酒が苦手な方は練乳をいれてミルキーなクリームにするのもおすすめ。
ロール生地(スポンジ)【30x40cm天板1枚分】半分を使用
- 卵黄 120g (約6個分)
- 卵白 120g(約3個分)
- 薄力粉 (スーパーバイオレット)50g
- 上白糖 90g
- (卵黄に30g+卵白に60g)
- バター 50g
クリーム
- 動物性生クリーム(タカナシ47%) 200g
- 砂糖 15g
- ラム酒 大さじ1
- 粉糖 適量
準備
使用器具・下準備
- ハンドミキサー(貝印)SMART WHIPPER BLACK DL6430使用
- Panasonic スチームオーブンレンジ(NEーBS1400)使用
- 天板(30x40cm)にオーブンペーパーを敷いておく
- 私はハトロン紙を使用しています。コピー用紙でもOK
- 上白糖・薄力粉はふるっておく
- バターは少し大きめのボウルで湯煎しておく(約60℃)
- 途中でオーブンを190℃に予熱する
作り方
ロール生地
卵黄に上白糖30gを加えて泡立て器でしっかりと混ぜ、砂糖を完全に溶かす。
今回は貝印SMART WHIPPER BLACK DL6430を使用。ウィスクが2種類付いているので卵黄を小さいウィスク、メレンゲを大きいウィスクを使って泡だてました。
卵白を軽くほぐしてから上白糖90gを加えハンドミキサーで泡立てる。メレンゲにツヤ、のびがあり、ツノが軽くお辞儀をする程度まで。ボソボソにしないこと。
※きめ細かい生地にするために上白糖は泡立てる前に入れること。
ステップ2にステップ1を加えてホイッパーでムラなく混ぜる
ステップ3に薄力粉を再度ふるいながら入れて、ゴムベラで底からすくい上げながら滑らかになるように混ぜる。しっかりと混ぜること。
溶かしたバター(60℃くらい)のボウルにステップ4の生地の一部を入れ、ホイッパーで混ぜる。混ぜた生地をステップ4の生地に戻し入れ、ゴムベラで丁寧に混ぜる。
※全体に分散されればOK。混ぜすぎると泡が消えていくので注意
ステップ5を紙を敷いた天板に流し、全体を平らにならす。
天板を布巾の上などにそっと落として大きな気泡を抜く。
180℃のオーブンで約12分焼く。
きれいな焼き色がついて表面を触って弾力があればOK。すぐに天板から外して紙ごと作業台の上に出し、オーブン用の紙をかぶせて冷ましておく。冷ます時、網を使わないほうがしっとりした生地になる。
クリーム
生クリームに砂糖を加えて、氷水で冷やしながら泡立てる。ラム酒を加えて混ぜる。
※泡立て器で持ち上げられるくらいの固さになればOK。
仕上げ
生地の側面の紙を剥がしてから、オーブン用の紙を載せて、スポンジ生地をひっくり返す。生地の底に敷いていた紙を剥がす。
半分を使用します。(切る時に焼き目が少し剥がれてしましました。)
スポンジ生地の大きさをナイフでカットして調整する。
トヨ型(ラウンド型)にオーブンシートにのせたスポンジ生地を下の写真のようにセットする。
くぼみに泡立てたクリームを入れて両端をくっつけるように巻く。一度型から取り出してキュッと締めてからラップしてトヨ型にとじ目を下にして入れる。
型がない時はスポンジの中心部分に厚めにクリームを塗り、オーブンシートごと両端を持ち上げて端同士をくっつけるようにして巻く。
↓トヨ型はかまぼこをひっくり返したような形をしています
冷蔵庫で20~30分冷やして落ち着かせる。
粉糖をふって仕上げる
完成
↑半分は外巻きに
↓半分は内巻きに仕上げました。
フルーツを添えてもおいしい