フードプロセッサー使用|サブラージュ法タルト生地の作り方
以前バーミックスで作ったクレメ法で作ったタルト生地(パートシュクレ)がイマイチだったことを踏まえて、今回はフードプロセッサーを使用し、サブラージュ法で作ってみました。面倒なサブラージュ法もフードプロセッサーならお手軽。持っている人は使わない手はありません!
温度管理の手間が省け時短になる
材料をいれてスイッチを押すだけなので疲れない&手軽
焼き上がった生地のバターの風味が良い
以前の記事↓も読んでね。
フードプロセッサーで作るサブラージュ法タルト生地
フードプロセッサーで作るタルト生地のメリット・デメリット
温度管理の手間が省け時短になる
タルト生地の製法にはクレメ法、サブラージュ法の2つがあります。
クレメ法 | サブラージュ法 |
---|---|
バターをクリーム状にして作る | かたいバターと小麦粉を合わせてサラサラと砂のような状態にして作る |
もろい食感 | サクサクとした食感 |
きめが荒い | きめが詰まっている |
バターをクリーム状にしてつくるクレメ法が一般的な作り方ですが、クレメ法でつくるためには
- バターを常温にもどす
- 卵を常温にもどす
- バターと卵が分離しないように混ぜるかつバターを溶かしすぎない
というように準備やつくる段階で温度管理に大変気を使います。比べてフードプロセッサーだとバターをカットする手間はありますが、すべての材料を冷やすだけなので冷蔵庫に入れてしまえば冷えるのを待つだけなので手間がかかりません。
材料をいれてスイッチを押すだけなので疲れない&手軽
フードプロセッサーの容器にすべての材料をいれてスイッチを押すだけなので、手が疲れずあっという間に生地ができてしまします。
焼き上がった生地のバターの風味が良い
これは好みの問題もあるのですが、さくさくした食感やバターの香りを感じられるので私はサブラージュ法でつくるタルト生地が好きです。バター好きにおすすめ。
デメリット
- そもそもフードプロセッサーを持っていないとできない
- お手軽すぎてお菓子作りの醍醐味を味わえないこと
くらいでしょうか。
道具と材料
使用した道具
今回使用したフードプロセッサーは山本電気山本電気 MICHIBA KITCHEN PRODUCT マスターカット MB-MM56W ホワイトです。
バーミックスのタルト生地について書いてからフードプロセッサーが欲しくなって購入しました。衛生面・におい移り・頑丈さを考えるとステンレス製のボウルがほしい。その中でもパワフルでいろいろな用途に使えるこちらを購入しました。
まだ試していませんが、パンもこねられるみたいです。
作り方
- バターは1cm角にカット
- 材料はすべて冷やしておく
- フードプロセッサーの容器も冷やしておく
バターを溶かさないのがポイントだよ!絶対冷やしてね!
- 薄力粉・・・220g
- 粉糖・・・70g
- アーモンドプードル・・・60g
- バター・・・150g
- 卵・・・40g
- 牛乳・・・50g
- 薄力粉・粉糖・アーモンドプードルをフードプロセッサーの容器に入れ一度攪拌する
- 1cm角にカットしたバターをいれ、細かくなるまで攪拌する
- 卵、牛乳を加え、均一にひとかたまりになったら取り出す(少し粉っぽくてもOK
- ラップにくるみ冷蔵庫でしばらく冷やす
- 冷やした生地を綿棒で軽くたたいて伸ばし、カードで半分に切っては重ねて軽く伸ばす作業を粉気がなくなるまで行う
- ラップにくるんで冷蔵で1〜2時間休ませる。(前日につくっておいてもOK)
今回の生地を使ってラムレーズンバターサンドを作りました。長くなるので別の記事にしています。合わせてこちらもご覧ください。
おわりに
今回はフードプロセッサーさえあれば、お手軽、時短で作れるタルト生地(パートシュクレ)の作り方をご紹介しました。使用したフードプロセッサーは音も割と静かで使い勝手が良かったので気になった方は是非チェックしてみてくださいね。