【レシピあり】いちごのタルトレット〜バーミックスでのタルト生地をつくってみた
今回はアーモンドプードル入りのタルトにクレームフランジパーヌを詰めて焼き、クレームパティシエールといちごで仕上げたタルトレットをつくりました。タルト生地はバーミックスを活用してみたいと急に思い立ち、生地づくりに使用してみることにしました。
バーミックス(アタッチメント:ウィスク)でのタルト生地への使用は個人的にはおすすめできない
・・・ということで備忘録として記録しておきます。
バーミックスでタルト生地作り
今回使用したバーミックス
2007年購入品”M200 デラックスセット”です。なんと16年前!セットになっていたクッキングブックにタルトの作り方が載っていたのを思い出し急遽使ってみることに。
ちなみに最新機種は”M300”です↓
タルト生地でのバーミックスの使用方法
タルト生地のレシピはこちら↓
バーミックスはバターと粉糖、卵黄を混ぜる工程で使用しました。
購入時に付属していた『バーミックス基本のクッキング』によるとバーミックスの出番は次の2箇所のみ。
①容器に粉を入れてミンサーでふるう
②容器にバターを入れてウィスクで混ぜる。粉砂糖、塩、卵黄の順に加え、その都度ウィスクで混ぜ合わせる。(写真①)
粉は面倒なのでバーミックスを使わず粉篩でふるいました。
通常の作り方だと柔らかくしたバターに粉糖をできるだけ空気を含ませないように優しくゴムベラで合わせていくのですが、バーミックスを使用した感覚はパワフルすぎてちょっと混ぜすぎでは??という印象。その割に粉糖が飛ぶので均等に混ざるのに時間がかかる。卵は分離せず入りましたが、生地の状態が緩すぎて少し不安。
バーミックスの出番はここまで。ボウルに戻してスパテラで粉類と合わせるのですが、バーミックスに材料がべっとりとついて、これまた取るのが大変。出番が短い割に準備と片付けに時間がかかり、ちょっと残念な結果となりました。
焼き上がったタルト生地はいつもよりなんとな〜く油っぽい印象。材料の違いかもしれないので同時に作って比べてみないとなんともいえません。
バーミックスでのタルト作りに便利な専用アタッチメント『スライシー』が販売されていたことを知る
バーミックスでのタルト作りについて検索してみたのですが、今回私が作った、柔らかくしたバターに砂糖、卵を加えていく『クレメ法』はヒットしなかったんですよね。そのかわり販売元のチェリーテラスのYouTubeでは専用アタッチメント『スライシー』を使用したタルトの作り方が紹介されていました。『スライシー』はバーミックス本体をセットすることでフードプロセッサーとして使えるアタッチメントとして2008年に発売されていたようです。知らなかった。
YouTubeで紹介されていた方法は、今回作った『クレメ法』ではなく
冷やした砂糖、薄力粉、バターをフードプロセッサーでサラサラの状態まで切り混ぜてから卵を加える『サブラージュ法』
個人的には『サブラージュ法』で作った生地の方が好みのような気がしているので、同時に作って比較したいなと考えています。
粉類も篩う必要がなく、飛び散らず、洗い物も少なくて済むのでどう考えてもこちらの方が楽ですね。フードプロセッサー欲しいです。
いちごのタルトレットの作り方
STEP2、STEP3で作ったものを混ぜ合わせます
STEP1で冷やしておいたパートシュクレ(タルト生地)を丸型or菊型の78mmで抜いてシルフォームの裏側に乗っけて170℃で15分ほど焼きます。
こちらの抜き型は用途が広く使い勝手がよいです。
和泉光一シェフ監修 cotta シルフォーム タルト型(8個取)は面倒な型への敷き込みやピケが不要でタルトレットが作れちゃいます。乗っけるだけ。本当に便利!
170℃20分弱 様子を見て焼けたものから取り出す。
生クリームがあればクレームパティシエールと混ぜてディプロマットクリームにするとさらにおいしくなります。
完成
バーミックスに手を出し、少し余計なことをしたような気がしますが完成。バーミックスはシュークリーム作りには大活躍するんですが、道具はなんでも使えばいいってもんじゃないですね。
甘酸っぱいフレッシュないちごがたっぷり!旬の味覚が味わえるタルトです。
同時にバナナのキャラメリゼをとクレームフランジパーヌを詰めたタルトも焼いたのでまた後日レシピを載せたいと思います。